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  いっしょに ESD!
- 環境・人権・参加の新世紀教育 -
  ERIC国際理解教育センター編
  
体裁A4版
ページ数76p
発行年 
価格1,200円
注文番号ESD-12
この本は、これまでの研修やワークショップで使ってきた「研修プロップ」を、その理論的背景となる出典に依拠しながら、物語っているものです。

プロップというのは、小道具であり、構造化を助けるものです。研修ではこれらのプロップを点検の視点や考え方の補助線として、活用しています。

文字に書かれたものを「ことば」によって、上意下達的でなく、共有することができるのが参加型の大きなメリットです。 ファシリテーターの言葉は、それぞれの経験・価値観からあふれでている言葉です。この本に書かれているものを、自分の「ことば」で物語ることで、参加者の心に深く残り、行動化につながり、持続可能な未来への教育につながっていくことを願っています。 ファシリテーター必携の一冊です。

1 ESDって何?
  1.1 ESDは価値観の教育である
  1.2 国際的な合意をすべての人と
  1.3 より質の高い教育を
  1.4 教育の国際的な共通理念
  1.5 アジアからの視点
  1.6 4つの教育をESDにつなぐ
  1.7 ビジョンをアクションに

2 地球時代を生きる
  2.1 地球・いのちの流れ
  2.2 ヒトから人へ
  2.3 無文字社会と文字社会の出会い
  2.4 近代のあやまち
  2.5 異文化混交のいま
  2.6 個の確立か伝統の継承か
  2.7 ことばと言葉を理解する
  2.8 近代 = 三次的言語習熟の時代
  2.9 近代を超える人間の教育を
  2.10 すばやい学習能力
  2.11 人間と人間の社会についての理解に根ざした教育を目指して
  2.12 人間 = ローカルでグローバルな存在

3 環境基本計画と市民参加
  3.1 環境基本計画への市民参加の背景
  3.2 求められるグローバル・シチズンシップ
  3.3 グローバル・リジョナル・ナショナル・ローカル
     なレベルでの市民参加のあり方
  3.4 市民参加の段階
  3.5 市民参加のデザイン原則
  3.6 参加の手法とプロセス・デザイン
  3.7 市民参加についての課題の整理
  3.8 ビジョン型行政への市民参加
  3.9 プロセス・ファシリテーターとしての行政・市民、NPO
  3.10 プロセスの推進に求められるもの

4 人権・ジェンダー・教育
  4.1 人権概念の発展
  4.2 よりよく生きる
  4.3 学んだ上で行動する
  4.4 「差別しない」から「人権尊重する」へ
  4.5 パワーについて理解する
  4.6 ジェンダーとパワー
  4.7 対話のない、いま
  4.8 そして、自己実現の道を
  4.9 コミュニケーションの場づくり
  4.10 学び合いの風土を育てる
  4.11 地球における人間の安全保障をめざす

5 生涯学習社会をつなぐ
  5.1 すべての人に、あらゆる機会でESD
  5.2 生涯学習社会の課題
  5.3 学びと行動の両輪をつなぐ
  5.4 求められる教育とトレーニング
  5.5 参加の機会の提供
  5.6 生涯学習社会の原則
  5.7 市民性教育を生涯学習の柱に
  5.8 人間の全的な知能を刺激する
  5.9 学び続ける内発的動機づけ
  5.10 生涯続く学習と成長を支え合うもの

6 持続可能な社会のための創考未来
  6.1 わたし・あなた・みんなのための参加型
  6.2 参加のスキルを育てる参加型
  6.3 スキル・ビルダーの手だて
  6.4 価値観・感情・行動に働きかける
  6.5 集中・分析・発見のある学習
  6.6 対立が悪なのではなく
  6.7 社会的提言・問題提起を受け止める
  6.8 新たな学びへ
  6.9 参加型学習がもたらすもの
  6.10 教育の創考未来
  6.11 教育の千年向学

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