1.1 Project Learning Treeは「木と学ぼう」と訳されていますが、いまではPLTの略称で全国的に知られるようになった環境教育プログラムです。
1.2 Project Learning Tree(プロジェクト・ラーニング・ツリー)の背景
1.2.1 PLTはアメリカ合衆国で最も普及している環境教育プログラムです。アメリカ森林財団(AFF)による事務局運営のもと、各州にコーディネーターと運営委員会がおかれ、指導者の養成にあたっています。AFFは個人や財団、林業関係者からの助成金によって成り立つ慈善教育財団です。この他、アメリカ林務官組合、全米州林務官組合、全米林業学校・大学協会、U.S.D.A森林事業などからも支援を受けています。


1.2.2 海外でもカナダ、スウェーデン、フィンラ ンド、メキシコ、そして日本などで30万人以上の教育関係者と1200万人以上の子どもたちがプログラムに参加しています。1977年に初めて現場で実践が試みられて以来、改定を重ねてきました。調査や研究結果からも、PLTが大変効果的な方法であることが確かめられています。参加者も、このカリキュラムが広く活用されていくだろうと期待の声を寄せています。
1.3 PLTのめざすもの
1.3.1 幼稚園児から高校生までを対象として、子どもたちが身のまわりの環境に目を向け、自分たちが環境に及ぼしている影響や自分たちの果たすべき責任について考え始める、と同時に、環境の利用や保全に関して充分な知識を持って決断できる技能や知識、さらには、自分たちで考えたことを行動に移せる自信までも身につけていくよう手助けすることです。
1.3.2 PLTは誰にでも、すぐできます。
1.3.2.1 学ぶ側にとって自分たちの周りの複雑な環境について、何を 考えるべきか(考える内容)ではなく、いかに考えるか(考え方)について学べます。教室で学んだことがらや修得した技能が、自分たちの周りの世界と実際にどのように関連しているかが理解できるようになります。前向きに問題を解決したり、批判的思考や評価、また調査をしたりするのに必要な技能を伸ばせます。なんといっても、楽しく学べることです。
1.3.3 教える側にとって理科、数学、国語、社会など様々な教科で効果的に学習できる、175以上もの活動事例がわかります。子どもたちがいきいきと学習に参加する、今すぐ実践可能な『PLT活動事例集』が手に入ります。
1.4 PLTは環境省「環境教育の指導者を育成・認定している事業」に登録されています。
1.5 PLTについてもっと知りたい場合はERIC(PLT日本事務局)にお問い合わせください。
PLT Annual Report 2011 (English) 

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